今日の空

今日の空 さっきの豪雨はなんだったんだ

さっきの豪雨はなんだったんだ!? っちゅーくらいに晴れ渡った空。ま、今日はまた雨が降るんだろうけど。

で、今日の空には二種類ある。八月六日の空と、それ以外の空だ。なんて、8月6日に書いたけど、実は八月九日の空、というのもある。この日は、76年前、人類が、無辜の人々が日常を過ごす大都市で、大量殺戮兵器を使った人体実験を実施することができる、ということを証明した日なのだ。

ウラニウムとプルトニウム、どっちが破壊力デカイのかなあ。ガンバレル式だと安全装置を作れないけど、だからといって実戦の場で、爆縮でプルトニウム、ホントに爆発すんのかなー。
そんな疑問、当該ジャンルの科学者とか研究者、軍事関係者にして見りゃ、とても興味深い疑問だろう。それを、地下なり砂漠なり、どこかで実験するのは、そりゃあるだろう。
しかし、76年前のこの日、24万人の一般市民が暮らす大都市の上空550mで実験するってのは、これは、ちょっと想像を絶するような,強靱な決断が必要だったはずなのだ。なんとならばそのわずか3日前、ヒロシマで核兵器の,あまりに非人道的な結末を目の当たりにした上での、決断だからだ。
しかし、人類は、そういうことができちゃうのだ。と、そんな証明を成したのが、76年前の八月九日なんである。

いやね、ホント、語弊も誤解もそんなへったくれを恐れずに書いちゃえば、この日本が、白人の暮らすキリスト教国だったとしたら、ついでに言えばプロテスタント国だったとしたら、きっと原爆、この国には落ちなかったに違いない。なぜなら、そんなこと、彼らの神が許さないから。

Author: shun

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