750ライダーに浅見選手

バイクの日なのに、バイクに乗らずバイク漫画である。もちろん750は、ナナハンと読むんである。そうルビがふってある。

はじめて、このナナハン跨ったときは、驚いたなあ。バイク自体もとんでもなく大きく重く、踵も着かないところをエイヤと引き起こして見下ろすと、そこには、こんなもんニーグリップできんのかよ、と思うほど巨大な、まるでカエルの腹のようなタンク。さらにその、でっかいタンクの左右にはみ出している、めっちゃ幅広い直列4気筒のシリンダーヘッド。これがナナハンかー。
エンジンかけると、これが4気筒かー、という連続音のエキゾーストノート。軽く空ぶかしすると、当時、弁当箱をゴバッゴバッと踏み潰したような、とわしが勝手に形容してたCB350が2台並んでゴバゴバゴバ言わせてるような、野太い排気音とともに、しかしツインとは明らかに違う軽やかな吹き上がりに、これがマルチかと感動したなあ。
しかも、このバイク、いま見ると、めっちゃ小さくてコンパクトなんだよなー。4.00ちう、当時、とんでもなく極太だと思ったリヤタイヤ、いま見ると原チャリかっちゅーほど細い。あー、もう一度乗ってみたいなあ。ちょっとそこら、走ってみるだけでいいから(笑)。

てか、バイクの話じゃなかった。マンガだ。主人公たちが行きつけの、ピットインという喫茶店。ここんち、とにかく壁のポスターが、よく変わる。ていうか、連載の回ごとにポスターが変わってて、これがまた、なかなかにマニアックなのが多いのだ。この回なんか、なんと世界の金谷を喰ったこともある、孤高のプライベーター浅見貞夫選手である。んなもん、誰がわかるんだ!?(笑)

Author: shun

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