こりゃもしかして黄砂なのかなあ。南からの海風が強くても、中国からの砂は西北西から飛んでくるのかなあ。とにかく星が少ない。左が例のフィルター使用、右が不使用で、どっちもたったの2分露光(ISO800)。ナニが写ってるかというとM13なんだけど、そんなことどうでもいいくらいに、空が明るくて星が少ない。
しかしまあ、空の明るさはワシにはどうもできんことなので今日は関係なくて、問題は星が流れることだ。中型とはいえ一応はそれなりの架台だし、鏡筒は軽いしコンパクトだし、焦点距離500mmだしで、5分くらい露光してもピシッと止まるかと思ったけど、この世界、そんな甘いもんぢゃないようだ。星の軌跡が赤経方向に流れる、とかいうなら原因も対処もわかるかもしれないけど、下の連続写真のように星はあっちゃこっちゃに流れるし、軌跡が破線だったりもする。かなりしっかり極軸合わせたつもりだし、アライメントだってこうしてM13を真ん中に持ってこられる程度の精度は持ってるわけなんで、となるとモーターの追尾精度とか、機械精度の問題だったりするのかなー。とかいって、案外目の前の国道走るトラックの振動とか、ウェイトのバランス取りが悪いなどの、初歩的な問題だったりするかもしれない。
2分 5分
5分 3分