緊急事態宣言が開けて、おまけにマンボーでもなくなったけど、なぜか飲食店には時短要請と酒類提供制限が生き残った神奈川(てか、全国か)なのだ。でも、BOTCHY BOTCHYは神奈川県マスク飲食実施店認証制度の現地確認済店なので、閉店は21時、アルコール類の提供は20時まで可能なのである。
それにしても、このマスク飲食実施店認証制度だけど、前回に酒類提供を制限されたときは、認証済みの店も、認証申請中の店も、同じ扱いだった。その理由は、協力金などの交付と同じく、認証を申請して、実際に認証されるまで、めっちゃ時間がかかるに決まってるからだろう。申請があった店を、全店、現地調査するというのなら、その調査が全部終わってからか、あるいは申請があった段階で同じ扱いにしないと、恐るべき不公平が発生するのは当たり前。
ところが、今回の時短&酒類提供制限の要請は、そんな認証制度の申請店の現地調査さえろくに進んでいないのに、その認証が取れてるか、取れてないかで、ものすごい差を付けられちゃった。具体的には、認証済みの店や現地調査が終わって合格している店だと8時まで酒を出せて、閉店は9時。ところが申請中で未調査の店は酒が7時半、営業は8時までである。この差、めちゃくちゃ大きいよなあ。
そもそもマスク飲食実施店認証制度、実は4月21日に申請の受付を開始している。だから、5ヶ月あったのにナニしてたんだよ、と言われる飲食店も多いだろうけど、これ、当初は横浜や川崎などの重点地区で酒類販売をするために必要な申請、という認識だったよな。ワシはイヤな予感がしたので、茅ヶ崎には必要なかった7月アタマに申請出したけど、それでもかなり出遅れたようで、現地調査が来たのは9月29日である。2ヶ月近くかかったのは、当初は横浜や川崎など、それがないと困っちゃうエリアを優先してたからかもしれないが、周囲を見ていると、さっくり調査に来た店もあれば、まったく来ないという店もあるようだ。いろんな業者に丸投げしてて、そんな業者によってもかなりの差があるのかもしれないが、認証の審査がかなり恣意的に進んでいることは間違いない。
こんどの時短と酒類提供時間の制限は、その認証が取れてるか否かで、すっげー違うんである。こんな差をつけるんだったら、せめて申請だしたら中一日とかでチェックに来られる体勢整えてないとダメだろう。