3月19日、1本の筒を修理に出す日に1本の筒が帰ってきて、「行く筒、来る筒」とかエントリー書いたんだけど、こんどはまたその逆パターンで、これまた同日に前回帰ってきた筒が出て行き、出て行った筒が帰ってきたという、ただそれだけの日記なのだった。PENTAXの筒なんだけど、送り先はHOYAである。旭光学工業/ペンタックス(株)はだいぶ前に喰われ、いまはHOYAの一事業部なのである。もしかしたらそのうち、JVC・ケンウッドの事業部になるのかもしれない。まあそうなっても、きっと天体望遠鏡の事業には復帰しないだろうなー。ていうか、そっちが興味を示しているのはデジタルカメラ部門だけのようなので、望遠鏡のメンテナンスなんか宙に浮いちゃうかも。(-ω-;)
ちなみに帰ってきた筒はビクセンの古いタイプで、接眼部は43mmなんてヘンなサイズ。手持ちの一般的なアダプターでは、直焦点でカメラを取り付ける術さえない。なのでこれまたBORGの筒に換装したんだけど、ドローチューブ後端から31.7mm接眼レンズアダプターまで、この写真でさえ4個もの筒が組み合わさってるのだ。備忘録として書いておくと、ビクセンのドローチューブ内径が60mm p0.75なので、これを57mm p0.75に変換するリングが7901、40mmのM57/60延長筒が7602、M57をM36.4に変換するとともにTリング用オスネジが切ってある7522、そして31.7mmアイピースホルダーの7317ということになる。ひとつひとつは安くても4個になると結構な価格になっちゃうのだ。そしてこれにピント微調整用にヘリコイドなんか組み合わせると、安い筒なら買えちゃうような出費になるのだった。(-ω-;)