お誕生日ということで、まゆみんが箱根は富士屋ホテルで、大好きなカレーライスをごちそうしてくれるというのだ。( ̄ー ̄)
明治11年創業っつー、めちゃ歴史あるホテル。ツリーがリッパだ。この部屋は、MAGIC ROOMというようだが、その昔は、手品でもお客に見せたりしてたのかなあ。
ヘレン・ケラーも、チャップリンも、ジョン・レノンとヨーコも泊まったホテルのロビー(なのかな?)の一角に、ボトルでツリーが作られてた。天井の影がキレイ。左がメインダイニングへの入り口。
お品書きで隠れちゃってるけど、このお皿すごくキレイだなあ。隠すの、もったいないなあ。って、普通の人なら、メニューを手に持って読むから皿の綺麗さに気づくだろうという前提か。
スモークサーモン レモンとケッパー添え
コンソメスープ 絶妙! 絶品!!
虹鱒富士屋風 ウマいが、しかしこりゃ甘露煮みたいで、アツアツのご飯と食べたくなる(笑)
そしてカレーは伝統のビーフカレーをチョイス。ココンチのカレー、現存するメニューカードに記載があるのは大正4年が最古だそうで、当時最先端だったカレーライスを、いち早く取り入れていたんだなあ。ブイヨンじゃなくコンソメベースの、欧風(ってなんだよ、という気もするけど、いわゆる和風とかインド風に比する意味ね)ルーは、もーね、まさに、THE ホテルのカレー。これは、まぢウマい。また来なくちゃ、と、まだ食べてる尻から思っちゃう、そんなカレーなのだった。
プリンアラモードである。もう、まさに、プリンアラモード。昔、まともなホテル、すでにレトロになってた喫茶店、高級デパートの最上階にあったレストランなんかで出てきた、アレだ。しかも、メッセージ入り! ありがとー!!
もちろんそんなだから、給仕の方が写真撮ってくれちゃうのだ。グランドピアノ型の小さなオルゴールから流れるのは、もちろんHAPPY BIRTHDAY。
背後の山の角度のせいか、清水の舞台みたいに見えちゃう花御殿。
今度はぜひ、ちゃんと泊まって、メインダイニングでフレンチ食べてみたいなあ。なんて思わせる、ステキなホテルだった。まゆみん、ありがとー!!
お品書きで隠れちゃってる「このすごくキレイなお皿」 この絵付け
と色相、まさしく 大倉陶園謹製 とお見受け致し候。 流石。
へべれけさん:
ロイヤルコペンみたいな色遣いだなとか思いましたが、裏を見るまえに下げられちゃいました(笑)。そんな会社が日本にもあるですねー。ノリタケくらいしか知らない不調法なワタクシでした。(^^;;
大正時代に蒲田が創業地です。
今は東海道線で茅ケ崎から横浜方向へ向かうと東戸塚の少し手前、進行方向左側に本社建屋が見えます。
でもノリタケも大倉もそこに係わった人々から無関係ではないようですね。
へべれけさん:
なるほどー、森村財閥なんですねー。
その蒲田工場のすぐ近くにカガミクリスタルの工場もあったんですよ。
へべれけさん:
蒲田すごいですよね。三州屋の本店も蒲田でしたっけね。
あそこのビルいい加減老朽が激しく建て替えでお店閉めちゃいました。
建て替わった後、ど~するんでしょ? 人の話しじゃ「長らくご愛顧いただき・・・」みたいな貼り紙があったそうですが。
なにせ、私が小学校上がる頃にはもうあの建物だったと思います。
へべれけさん:
遠い昔、銀座でよくお世話になった店っす。