D-18修理完了

いつもの平塚リアリーミュージックさんである。9月末だか10月だかに修理に出してたD-18(ビンテージシリーズだから正確にはD-18Vか)が、修理終わったちゅーので受け取りに来たのだ。
1996年製の中古を2004年にDickyさんのON THE BORDERで買って以来、そりゃーもー、メインのギターとして徹底的に使い倒してきたこのD-18。音はもーこの上なく大好きなんだけど、材木的にはハズレだったのか、ネックが極端に言うとS字状に反って、だから起こしても寝かしてもダメなのでネック抜いて調整するような大修理を2回。しかも音がいいのがそのせいなのか、異様に軽いのもそうなのか、どうやらトップもサイドもめっちゃ薄いようで、割れる割れる(笑)。一度など、演奏中にギュッと脇で締めたらピシッとサイドが割れたこともあったなあ。指で押すと、亀の腹を押してるみたいに、凹むんだもんな。どんだけ薄いんだ。なので、そんな修理も数しれず。
でも、そんなときでもいい音がするんだよなあ。トップが割れてて、サイドも割れてて、でも、いい音。ギターのコンディションって、なんなんだよ、である。
最後の大修理がいい感じだったのか、ネックはアレ以来なんとなく落ち着いて10年。弾き倒し続けて、もう満身創痍。なので、トップやサイドの割れ、ブレイシングの剥がれ、バインディングの外れなどや、フレットの打ち替えとネックの調整、そして調子悪かったペグを1個交換とか、いろいろやってもらってたのだ。もちろん今回の修理も、それなりの費用がかかっちゃったわけだけど、しかし、十数年、気に入って弾き続けてきたこの音は、ワシ的にはかけがえがない(笑)ので、直す以外の選択はナッシングなのだ。

Author: shun

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