2003年5月に内之浦で打ち上げられて以来、姿勢制御のリアクションホイールがイカれたり、燃料漏れで化学エンジンが死んだり、電池が切れたり通信が途絶したり、イオンエンジンが止まったりと、そりゃもう数々のトラブルに見舞われつつ、”そんなこともあろうかと”という周到きわまりない設計や、機転の利いた対応と処置で、なんと2度も小惑星イトカワに着陸。月以外の天体からの、世界初の離陸を成功させ、おそらくは試料の採取も成功させて、2007年地球への帰還の旅を開始。そしてすべてがうまくいけばこの6月、オーストラリアの砂漠に試料カプセルをパラシュート降下させる予定なのだった。
そんなはやぶさのプラモ「惑星探査機 はやぶさ (1/32 スペースクラフト NO.01)」が出るっちゅーので、そりゃもう思わずポチってしまったのは言うまでもない。(^^; ついでにアフィリも貼っちゃうのである。台座がイトカワのラッコ型になってるのもステキでしょ。発売予定日は6月20日。順調に事が進めば、そのころ、はやぶさ君はイトカワの試料が入ったカプセルを地上に送り届けつつ、悲しくも大気圏再突入で燃え尽きているはずなのだった。