パンケーキレンズではなく、ボディキャップレンズなんである。レンズにも、しっかりCAPLENSと入っている。てか、これ、商品名か。ファンリーダーてのは、香港のプロジェクトチームだそうな。かなり、リッパな箱に入って届く。
箱の裏には、誇らしげにレンズの構成図が入る。タマは5群6枚で、写ルンですのプラレンズ流用などのトイカメラ的レンズとは一線を画す。つっても、コレもリッパなトイカメラレンズかもなー。ソニーEマウント用が希望小売価格イチキュッパだし。ワシはamazonで税込み送料込み16920円で購入。あ、そだ、久々にアフィっておこう。
ワシはもちろんソニーのEマウント用を買ったわけだが、その他にキヤノンRFマウント、ニコンZマウント、そしてL(バヨネット)マウントが用意されている。それぞれ、ビミョーに重さが違うのも面白い。
リッパな箱を開けると、それこそパンケーキのような、しっかりしたポーチが!! このあたりの造りも、そこらのトイレンズとは一線を、てのはもういいか。蓋の裏にはメッシュのポケットがあって、フィルターでも入れておけそうだけど、もちろんフィルターは使えない。てか、フィルターなんか使うより、色のセロハンをセロテープで貼っ付けるのが似合うと思う。
で、レンズのスペックは
焦点距離:18mm(35mm判換算)
フォーカス:パンフォーカス(撮影距離:約0.8m~∞)
レンズ構成:5群6枚
対応撮像画面サイズ:35mmフルサイズ
最短撮影距離:0.8m
絞り:F8.0 固定
フィルター:装着不可
付属品:レンズポーチ
ということになっている。18mmのレンズが、35mm判換算で18mmって、なんかへんな気もするけど、こう書かないと、勝手にあー27mmかー、とか思っちゃう人がいるのかな。それともAPS-Cやフォーサーズ用のトイカメラレンズと一線を(しつこい)。
で、さっそくα7Rに着けてみると、電源入れると鏡筒がニューっと伸びるコンデジの高級機みたいだ。
こっちから見ると、なるほどー、まさにボディキャップのサイズなのだ。でも、アルミ合金のボディなのでEマウント用で約63g。その大きさのわりには、けっこう、ズッシリ感じる重さではある。
ここからは作例(笑)である。上は640pix縮小のサムネイル。下は中心あたりの原寸切り出しだ。
で、これを見る限り、けっこうしっかり解像しているようじゃないか。さすが、5群6枚のレンズ、そこらのトイレンズとは一線を(もういいか)
逆光気味ではあるけれど、このあたりはアンシャープマスクくらいかけたくなる印象かも。コントラストもちょいキツ目にして……。てか、その前に、さっきの写真もそうだけど、周辺減光はいいとして、このマゼンタな色かぶりはなんなのかな。焦点工房のwebにあるサンプル写真見る限りじゃ、こういう色かぶりは少なそうなんだけどな。
メタリックな質感などは、なかなかの再現をしているように思う。そこらのトイレンズとは一線を(まだ言う)