5年前の1月のある日。ひざの上には、ハチがいる。
机の上には、ショーちゃんが。
その手前にはチャイが。
コイツら、ワシのひざの上でゴロゴロする順番を待っているんである。
やっとこ、ハチがゴロゴロに飽きて、チャイの順番が。
そして、やっとこショーちゃんの番が回ってきた、という図である。
ビビリのぽん2は、パソコンのモニターの裏で、待機したまま終わるのが常だったなあ。ライバルのいなくなったハチは、好きなときにひざの上を独占できるようになり、いまだにぽん2は、自分じゃ前足乗せてくるのが精一杯なのだ。