今夜、ベランダで。「2種類の流れ方 の巻」



雲の合間を縫ったり、たまに曇ったり、そして後半はほぼ晴れていたベランダ。今夜はPHD GUIDINGの脳ミソ(パラメータの詳細設定がそういうボタンなのだ)をいじってみた。といっても、イヂれるポイントはそう多くなくて、カメラの露光時間(長くすると当然ガイド監視のタイミングも伸びるようだ)、RA aggressive(赤経側ガイドの積極性?w)、RA Hysteresis(赤経ガイドの鈍さ?w)、Calibration step(キャリブレーションのステップ、ってそのままか)、Min. motion(どれだけガイド星が動いたらガイドするかをピクセル単位で指定)あたり。で、グラフ表示させて、Osc-Index(oscilliation indexってなんだろう。まあ、この数値が0.5がいい感じで、そうなるようにRA aggressiveとRA Hysteresisを調整せい、とマニュアルに書いてある)を調整して、オーバーシュート(ガイドやりすぎ)、アンダーシュート(ガイドが足りない)のバランスを取る、ということのようなんだけど、いまひとつその差が結果に表れなくて、傾向がつかめない。対策もとれない。
なんとかOsc-Indexを0.54に持ってって撮った上のプレセペは、500mmで10分露光。いい感じでガイドできてるようなグラフに見えるし、こんなサイズぢゃなんとなくキレイに写ってるけど、ピクセル等倍で見るとこんなに流れている。しかも、流れる方向は赤経赤緯がミックスされていて、星図ソフトで確認したら、なんと鉛直方向に流れているのだった。いつもこう流れるなら、その原因はきっと重力。架台やガイド鏡などのガタや強度の問題か、ということになるんだろうけど、下のしし座の系外銀河M66とM65(上にNGC3628)では、赤経方向で流れているんだよなー。
なお、スマートガイダーも再度チェックしてみた。1時間も。しかしSXDではとうとう一度もキャリブレーションできなかったのだ。必ずRA、DECが終わり、SXの段階でコケるのだ。(-ω-;)

Author: shun

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