レインつっても雨ではなく、reyn spooner。ハワイのアロハである。って、アロハなんて言うと怒られたりするのか。ハワイアン・シャツか。面倒だからアロハでいいか。このへん、ココナッツ素材以外のボタンを使ったのはアロハと呼ばないとか、アロハシャツはどこぞの商標だったことがあるとか、うるさいこと言う人、いるしな。ま、どうでもいいか。アロハだ。
で、19世紀終盤、ジャパンの移民をルーツに生まれたと言われるこの手のシャツに、1960年代にコットン、プルオーバー、ボタンダウン、そして裏地使いなんてのを持ち込んだのが、レインスプーナー。そういう意味では新参者か。70年前だけど。で、どういう経緯だったか、まったく記憶にないんだけど、なぜかそういうのが好きなワシなのだ。
が、この前も「アロハの襟がとうとう破れた(ToT」てので書いたけど、古着で買って10年着てりゃ穴も開く。繊維が古くなり、紫外線でやられて、着るときにうっかりへんに引っ張っちゃったりすると、パーンと裂けたりする。どんどん減っていって、もう手持ちの古いレインスプーナー、数えるほどに。先日、古い写真を探して昔のフォルダ開いてたら、そんなアロハのタグを撮ったのが何枚か出てきたので、ここに整理しておこう。シャツだから、ギターやカメラのようなシリアル番号振ってあるわけじゃないけど、レイン・スプーナーは襟のタグの女性の絵で、ある程度はわかることになっている。
一番上は、たぶん70年代初期より前の、ワシが持ってたのの最古バージョン。乳首も描いてあるし、左の乳房もしっかり表現してある。
下は、乳首は残ったけど、左の乳房はアウトラインだけになっている「後期乳首ありタグ」。70年代中期~80年代初期だろう。
80年代中期に入ると、乳首が消えるけど上半身は裸のままの「ヌードタグ」。
80年代後期頃に至るもヌードタグのままだけど、reyn spoonerのロゴに登録商標の®(アールマーク)が追加された。この頃には、女性のいないダイヤモンドヘッドだけの、カラフルなタグも。
90年代になると、やっと女性がトップスを着るようになる。現在のロゴもコレかな。でもカラーになると、女性の顔のシュールさがより際立つなあ。(^^;;
※なお、タグの違いと年代は、諸説あるので注意。ワシの記事は、なんの裏付けもないので念のため。