W650

どういうわけか、泊めてもらった友達がゲタにしているバイクの試乗会になっちゃった(笑)。この個体はカスタムの手が入ってかっちょいいいスクランブラーになっているけど、W650はわたしが大型バイクに復帰するにあたって、トライアンフのボンネビルとともに候補に挙げた一台。いろいろ悩んだけど、結局はTC88ビッグツインのハーレーに行き、あっちゅー間に飽きてショベルへ先祖返りして落ち着いてるわけで、たぶんあとのきW650買ってもトラボンネ買っても、結局はショベルにたどり着いただろうと思うのだった。しかしW650、当時試乗したときはそれなりにテイストフルな印象を受けた覚えがあるけど、ショベルに乗るいまとなっては、まるでゲタバイクのような安楽さしか感じなかったりして。(^^;;; カワサキのW-1にしろヤマハのXS650にしろ、あの頃のバイクは650で十分なパルス感を持ってたはずなんだけど、そりゃいったいどこへ行っちゃったんだろう。しかも悪いことに、650が800になったら、カタログにゃ”低中回転域の力強いトルクと360度クランクならではの味わい深く独特なパルス感を生み出す”とか書いてあるんだけど、その点がさらにダメダメになったそうな。日本のバイク、そこらをなんとか考えないと、ホントにハーレーやドゥカに喰われて死に絶えちゃうんぢゃないだろうか。

Author: shun

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