TVでは相変わらず、むちゃくちゃ言ってる人がいる。Twitterなんか、さらにグチャグチャだ。放射能ってなんだろう。なんてことをいってる場合ぢゃないんだけど、まずそこから理解しないとダメだと思うんだよね。放射能とは、放射線を出す能力のことである。どんなモンが放射線を出せるのかというと、放射性物質である。TVでヤイヤイ言ってる数字は、放射線の線量であることが多い。もちろん福島で出てる放射線がここまで届くわけはなくて、茅ヶ崎で放射線が検出されるのは、放射線を出す物質がそこにあるからだ。つまり、福島から、ここまで放射性物質が飛んできているんである。めっちゃくちゃに乱暴な説明だけど。で、東電と保安院(経産省)上層部の無為無策を原因とする事故が起こった福島の原発を相手に、文字通り命懸けで多くの人々が戦っているのは、それを最小限に抑え、最終的には完全に封じ込めるためなのだ。
というわけで、県内モニタリングポストにおいて測定された時間別の放射線量測定値について、神奈川県のwebで公開されている。どういうわけか県内3箇所のポストのひとつが、茅ヶ崎にあるようだ。平成21年度、つまりナニもなかった年の平均値が37nGy/h。今朝9時のデータが49nGy/h。一番高かったのが3月15日13時の182nGy/hである。もっと見たい方は、こちらをどうぞ。