朝9時の放射線量は51nGy/h。もちろん高さ4.9mの場所に設置された、茅ヶ崎モニタリングポストでの数値である。
で、どうも公式の数値は、実際のところよりかなり低めなんじゃないのか、ということで自治体によっては独自で計測し、独自の対策を講じるところも出てきているが、茅ヶ崎はどうか。ということである市議が質問したりもしたが、茅ヶ崎は「独自には調べない」ということのようだ。市議の質問に対しては「簡易測定器は、高レベルの放射線量を測定するのには適しているが、低レベルの測定には不安定である」こと、「里山公園と小和田浜公園を計測し、衛生研究所と比較調査したところ、おおむね同じ数値だったので、今後はこのモニタリングポストを注視していく」こと、そして「これらの理由により、校庭などの自主測定は行わない」という回答だった。一方、あるタウン誌には「ハンディな計測器は誤差があるから県の発表数値を信頼する」みたいなことを書いてあったが、ホントかね。他の地方の情報から推測するに、5mもの高さにあるポストと地表近くは、どこでもかなり違う数値となるのが当たり前。だとすると、どうも実際に測ってみたらやはりモニタリングポストのより高めの数値が出て腰が引けた、っちゅーのが真相のような気がするなあ。もちろん、あくまでも勝手な推測だけどね。
