写真は朝だけど、いまはもう夜。今日17時の茅ヶ崎の放射線量は50nGy/hである。
そういや経産省が佐賀県で放送した番組に対して、九電が「やらせ」メールで情報操作したんだそうな。「説明会の進行を見ながら自宅から、再開容認の立場で意見を発信してほしい」と依頼したというんだけど、わしが、へー、とか思ったのは、経産省が佐賀県民相手に、そういう原発運転再開を説明番組をやったっつーことだった。海江田経産相が運転再開を求めてるんだから、経産省は当然、これこれこういう理由だから原発の運転を再開させてくれっちゅー内容の番組を作るんだろう。そんな番組にやらせもへったくれもないんぢゃないのか。
番組には経産省の依頼を受けた広告代理店が選んだ佐賀県民7人が出演。原子力安全・保安院職員らによる説明と質疑があった、と記事にあって、出演者を何で代理店が選ぶんだ、という意見も出てるそうだけど、そもそもこの新聞記事も「県民向けの説明番組」と書いてるように、番組の意図は明確だし、言いたいことは原発の再開のアピールなのだ。番組の意図通りのことをしゃべってくれる人間を出演させるのは当たり前じゃないか。ジャーナリスティックな視点から、原発再開の是非を問うような番組なら、そらー情報操作があったっちゅったら問題だろうが(まあ、それでも操作はきっとあるんだろうけど)、そもそもが原発再開を訴える番組なんだろ。問題があるとしたら税金使ってそんな番組作って放送させる経産省なんである。