今朝9時の放射線量は47nGy/hだった。地球環境スキャニングプロジェクトによる藤沢での計測値は同時刻で94nSv/h。いつものように、倍の開きがあるのだった。
ところで政府が、送電と配電事業を一括運営する公的機関の設立を検討しているそうな。電力会社の地域独占に風穴を開け、発電への新規参入を促し、結果として電気料金の引き下げにつながる期待があるとかいうんだが、そんな悠長なことは、電力の自由化などとセットで平時に考えるべきことで、いまは発電、送電、配電などを事業として売り飛ばしてでも巨額な賠償費用を作らなければいけないときじゃないのか。結局あれだ、送配電料金などを国が決めるなど、つまりは役人が権限を増やしたいだけじゃないのか。
東電は資産をたくさんもっているように言われますが、すごい金額の社債を発行しているので、実際は売れないんじゃないでしょうか。。。。。
私も、売れるものなら売ってしまった方が良いと思いますが。
Tomodaさん:
社債の償還等が統括原価方式の上でどういう会計処理になるのかわかりませんが、資産として発電所を売るわけじゃないのです。発電して電気を売るというビジネスモデルを施設ごと売るわけです。現状では発電の新規参入が現実的に自由化されていませんから、競争なく、自分で決めた原価に利益を乗せた値段で電気を売れます。ていうか、それはほとんど自動的に送電会社経由で配電会社(東電)が買います。絶対儲かりますから、手を出す企業はなんぼでもあると思います。現状の土地建屋施設を、資産として売るわけじゃないんです。