朝6時に50まで上がったものの、9時の線量は47nGy/h。
原発事故の賠償を仲介する文科省の「原子力損害賠償紛争解決センター」というのがある。これは、被災者と東電の直接交渉が不調に終わった場合に、その賠償故障を仲介するわけだけど、このセンターが関わって和解に至った事案は、この約半年で948件中5件しかないんだそうな。モメてる件数が1000件もあって、それでさらに0.5%しか解決できていない。その理由としてセンターは東電の「認否留保が多く、積極的な審理促進の態度があまりみられない」としている。つまり、平たく言えば「誠意がない」ということだ。ちょっとでも額を少なく、時期を先に延ばそうとしているのはもちろん、そもそもこいつら根本的な話として、自分たちが悪いなんて思ってないんだろう。国が言うとおりやってたのに、なんでオレたちが責められるんだよ、っちゅーわけだ。そもそもセンターに1000件も紛争が持ち込まれる段階で話がおかしいわけだが、ってことはその影には、何万件もの”泣き寝入り”被害者がいるんだろうなあ。