今日のサザンビーチ と南海トラフの衝撃


朝9時の線量は45nGy/h。昨日はおっそろしい嵐になったわけだけど、そんな時間も49あたり。ピークは比較的ふつうの雨が降っていた夜9時の53nGy/h。強風吹き荒れちゃうと、さすがの放射性物質もどっかへぶっ飛んでいくんだなあ。
しかし、内閣府の有識者会議による、南海トラフを震源とする地震の新想定は、あまりにも衝撃的な内容だった。エイプリルフールだったらよかったんだけど、報道されたのは31日。高知の黒潮町では34.4mだという。菅が無理くり止めた浜岡も、先の大震災を受けて保安院が新たに指示した緊急安全対策の水準が15m、そしてその指示に対応して中電が建設中の防波壁が18mなんで、発表された想定が、新しい対策をあっさり上回っちゃった。もうこうなってくると、対策をどうするかとかいうようなレベルの話ではなくて、震度7でグワングワンに揺さぶられたあげく、続いて21mの津波に洗われるような場所に原発があっていいのか、という話である。
それにしても、いきなり”トラフ”である。小松左京のSF小説でもしっかり読んでないと理解できないような言葉だけど、大丈夫なのか。記者が、そもそも理解してないような記述も多いが。

Author: shun

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です