朝9時の線量は45nGy/h。昨日9時54nGy/hからはじまった24時間は、14日16時の57をピークに、雨と連動した高めの推移のあと、雨が上がった深夜から下がるというパターン。
どうも、福井県知事の慎重(?)な発言と、反原発運動な人々の発言とかをセットで報道してるのは、どういうわけかな。背景を知らずに読むと、まるで福井県知事が反原発の人間のように読めちゃうじゃないか。
確かに福井県知事は、政府の責任ある対応だとか、関西圏の自治体の理解を得られないなら再稼働の県民理解も得られない、とか言ったりしているが、それはつまり、再稼働させるための話なんである。ぢゃあなんでとっとと再稼働のハンコ押さずにうだうだごねてるのかっちゅーと、政府や枝野の”脱原発”発言が認められないんである。原発はいま現在も、これから未来に渡っても必要不可欠なエネルギー源であり、政府はこれからも原発維持拡大に邁進するし、福井県には恒常的にカネを落とし続けます、という確約をクレと言ってるんである。電力の消費地である関西にも中間貯蔵施設を作って痛みを分かち合え、とか言うのも、いいとこ取りで都合のいいことばかり言うな、とっとと現状で納得して再稼働を認めろ、っちゅーのもある一方で、オマエらも原発利権ズブズブ組に入ったらどうだ、という勧誘でもあるのだろう。京都や滋賀だって、北部にそういう利権を誘致したい自治体を抱えている。この揺さぶり、結構効くかもね。