先日から、海岸の整地作業がはじまっている。そう、海の家の準備がはじまったんである。さあ、夏の本番がやってくるぞー。
今日朝9時の線量は0.043μSv/h。そしてこの24時間は、42〜44で推移していたようだ。42って数字は久々に見た気がする。WHOが推計被爆量をまとめたところによると、浪江町と飯舘村の住民は事故後わずか4カ月間で10〜50mSvも被爆したという。何度も書いてると思うけど、一般に人が一年間に被爆していいとされるのは1mSv。だからひどいケースではたった4ヶ月で50年分も一気に浴びちゃったっちゅーことである。報道では”全身の被爆量”であり、50mのどんだけが内部被爆でどれだけが外部被爆なのかわからないが、核種によってはカラダから排出されずに体内に留まり、細胞の遺伝子を破壊し続けるものもある。セシウムなんかwikiによると、血液の流れに乗って腸や肝臓にベータ線とガンマ線を放射し、カリウムと置き換わって筋肉に蓄積。そして腎臓を経て体外に排出されるまでの100日から200日にわたってベータ線とガンマ線を放射し体内被曝の原因となるという。4ヶ月で、あわてて飯館村を離れても、そこからさらに半年、カラダの中で被爆し続けているわけだ。
怠慢が生んだ原発メルトダウン事件と、事故後の情報隠蔽による避難の遅れという、まさに、ダブルの人災。カブった人間にしてみりゃ、ホントに怒っても怒っても怒り足りないだろうなあ。