朝9時の線量は0.043μSv/h。そしてこの24時間は42〜44で推移していたようだ。
うーん、風邪引いてる間にいろんなことがあったぞ。大飯4号基が臨界に達したそうな。3号基のときはあんな大騒ぎになったのに、今回はいつ再稼働したのかさえ知らなかったぞ。ワシが風邪引いて世の中見てなかっただけか?
一方、懸案中の懸案だったフクイチの4号基から、試験的に燃料棒の取り出しが行われたそうな。使用済み燃料プールちゅーのは建屋の上の方にあり、建屋は上がぶっ飛んでるから、水に浸かってブルーシートかけてあるとはいえ、あんなもん実質的には野積みだ。建屋は地震と爆発でガタが来てるから、次に何かがドカンときたときに、どうなるかわからない。ガンガラガンと崩れてそこらに投げ出されたら、もう冷却のすべはなくなって、さらにこれまで人類が経験したことのない、えげつない状態の核反応が、誰も止めるすべもなく億年単位に続く……なんてことも、可能性としては山のようにあるわけだ。とにかく下ろして、安定して冷やせる場所にすべての燃料棒を持って行くしかないんである。何本あるんだっけ。4千本くらいか。で、持って行くって、どこへ?
東電の値上げが決着したそうな。東電の主張した平均10・28%から8・47%に圧縮したとか、月479円から360円前後に縮小したとか、政府は大いばりのようだが、あのなー、東電の従量電灯契約数は23年3月末で21208542あるから、360円でも月に7635075120円、年にすると900億円超の増収である(これは360円を見えてる契約数でかけただけの数字なので不正確だよん)。そしてそのうち414億円は、福島第一原発の生き残り2基と第二原発の4基の原子炉の減価償却費だ。つまり消費者はものすごくおおざっぱな計算で月に160円、再稼働のめどなんかまったく立たない原発の維持費用を負担する、という話なんである。枝野は、「消費者目線でより大きな切り込みにつながった」なんてゆっとるようだが、どこのどんな消費者が、これで納得するんだろうか。