今日のサザンビーチ と今日の放射線量


今日朝9時の線量は0.042μSv/h。そしてこの24時間は、42〜43で推移していたようだ。まあ0.002とかのことだけど、天気も悪くないし風も基本的に南風のはずなのに、ここ数日ちょいと高目だなと思ってたら、TwitterだかFacebookだかで、フクイチ3号基になんかあったとかなかったとかいう書き込みがあった。なんかあったのかな? とニュースをかなり探したけれど、ナニも出てこなかった。さて、どうなんだろう。まあ、もともとあそこでは、核物質が穴の空いた原子炉に入ってたり、ビニールシート被せられたプールに転がってるわけなんで、つまりほとんど遮蔽されていない。ちょっとなんかありゃ、漏れ出す放射性物資なんか簡単に増えちゃうだろう。そしてそんなの、たぶん公開されてもずっと後だろう。どうもこの国は、ホントに物事を隠蔽する体質のようだからなあ。ストロンチウムだって、去年の3〜4月にちゃんと計ってたくせに、表に出たのはこの7月24日。1年以上も隠しておきながら、報道では「2000年以降の水準に比べて高い値の放射性ストロンチウムが検出された」なんて、まるで今回計ったのが発表されたような言い草。「(文科省によるとフクイチ事故で)広がった可能性が高い」なんて、ほかにナニがあるっちゅーんだ。原発再稼働まで隠してた、と思われてもしょうがないだろう。さらにオカシイのは、「ストロンチウム90が検出されたのは岩手、秋田、山形、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川の計10都県」ちゅーんだが、福島はどうした福島は。「福島と宮城はすでに土壌からストロンチウムが発見されている」とか書いてるけど、それと、今回の両県の計測値を発表しないことにどういう関係があるんだ。「今回の調査での最大値は、茨城県ひたちなか市で昨年3月1か月間に採取された1平方メートル当たり6ベクレル」なんて書かれてることを考えれば、なるほど、福島宮城の両県は、たぶんとても表に出せない数字だったんだな、なんて思っちゃうわけである。おまけに、つまりこれがリリースの丸写しなんだなあ、見事に各紙ともに「大気圏内核実験が盛んだった1960年代前半に観測された最大値の60分の1」だから健康に影響はない、とか書いてるわけだけど、その1960年代の核実験による人類への健康被害が明らかになるのは、まさにこれからである。つまりそんなの、〜だから〜だ、という理論になっていないんだが。

Author: shun

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