今日朝9時の線量は0.043μSv/h。そしてこの24時間は42〜43で推移していたようだ。ここ2〜3日、とても気流が安定していて、だから昨夜も、赤道儀はゴミ袋被せて出しっぱなしなのだ。
国はフクイチで汚染された土の中間貯蔵候補地を提示した。当然地元では大きな反発があるだろう。なんで反発があるか。政府が当初から、地面をなるべく早くキレイにして、避難してる人になるべく早く帰ってもらう、なんてテキトーなことを言ってきたからである。なるべく早く、というのがクセモノで、実際のところは、現代の技術では、そのなるべく早くってのがいつなんだ、ということは言えない。ぶっちゃけて言えば数百年後かもしれない。そういうタイムスケールの話を、我々生きてる人間は、そのうち家に帰れるなんて思わないわけだけど、役人は、そういう話の出し方が狡猾なのだ。具体的なことは言ってないけど、相手が都合よく解釈してくれる表現が得意なのだ。だから国は、裏切られた、嘘をつかれた、という評価にしかならないわけである。日本は、これを遠い昔からずっと繰り返してきている国なんだなあ。
そのニュースによれば、細野環境相は、「放射線量の高い地域の汚染土を低い地域に持ち込まない」という原則を説明したんだそうな。んぢゃさ、瓦礫の広域処理はいったいなんなんだ。
