今日朝9時の線量は0.041μSv/h。そしてこの24時間は41〜42で推移していたようだ。
福島テレビのニュースによれば、東電は今月中にも、フクイチの地下水を海へ流す計画だという。これは以前から観測気球を上げている”冷却水の海洋放出”ではなく、フクイチの原子炉へ流れ込む前の地下水を12の井戸で汲み出して、海へ流そうというもの。1日400トンの地下水が流れ込むから、同量の汚染水があふれ、汚染水を保管するタンクがどんどん増え続けるというのが、当面最大の問題だったわけだ。仮に原子炉に流れ込む地下水の半分をバイパスさせることができれば、タンクの量も半分で済むわけである。
それにしても、流れ込む地下水の量が、あふれる汚染水と同量。ホントかよ。しかも原発へは毎日400トンも地下水が流れ込むと言ってるクセに、原発の汚染水プールから地中に漏れだした水は、約800メートル離れた海に流出するまで早くても百年かかるとか言っている。ガキでもおかしいと思うはずなんだけど、大マスコミは思わないようなんである。
そういや国民栄誉賞だとかいう福田赳夫がでっち上げた人気取りの道具を、某新聞社が安倍に某球団のユニフォームまで着せて、宣伝に活用したようだ。ユニフォーム着る方もクソバカだが、まあ、そのへんはあの層の人々の貸し借りだとか、持ちつ持たれつの事情によるのだろう。いま、原発再稼働だのTPPだのを動かしている層と安倍と某新聞社社主は、もちろん一心同体である。
ぶっちゃけ言えば首相の独断で決められる国民栄誉賞をもらったプロ野球選手は、衣笠祥雄以外、4人中3人が某球団である。福田赳夫政権末期、王貞治人気にあやかった政権浮揚策として創設された賞だったわけだから、んなもんの値打ちだ資格だを語ってもしょうがないんだけど、長嶋茂雄はともかく、松井秀喜は引退の花道以外、なんの受賞理由も思いつかない。大リーガーとしてならパイオニアの野茂こそ受賞資格があると思うが、近鉄退団時に大マスコミからバッシングされたせいか、候補に名前さえ挙がらないしなあ。国民栄誉賞を辞退した福本豊もイチローも、そのへんの事情をわかっていたのかもね。