今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は40〜41で推移していたようだ。そういやフクイチ周辺の警戒区域が解消するそうな。除染作業でとうとう線量が下がった、なんてわけはもちろんなくて、同心円で囲んでいた区域を、帰還困難区域だの避難指示解除準備区域だのと線量の多寡で分けるだけの話。言ってみれば単に名前が変わるだけである。そのくせ法的扱いが違うので、同じ町、ヘタすると隣近所同士で扱いが違っちゃって、賠償や補償に違いが生じたり、住民同士の感情的な行き違いを生じさせたり、とってもややこしいことになっちゃってるようだ。ま、それもこれも線量が高いまま、しかしなんとか無理やり住民を元の家に帰して、カタチの上での事故収束や県勢の維持を図ろうということなんだろう。そんなわけで双葉町の場合、人口の4%が避難指示解除準備区域、96%が帰還困難区域に再編されるんだとか。つまり町の大半は、警戒区域が解除されても、バリケードで道路を封鎖されて住民さえ自由に入れないままなのだ。
