今日朝9時の線量は0.041μSv/h。そしてこの24時間は40〜41で推移していたようだ。フクイチ、あるいは1Fでもイチエフでも東京電力福島第一原子力発電所でもなんでもいいが、とにかくトラブル続きだ。しかも、なんでもかんでも”作業員が間違えて”てのが冠詞のようになっている。ホースの接続を間違えた、スイッチを切った、配管を外した、上のタンク見てて下を見てなかったとか、もう、そういう凡ミスが原因でした、ってなリリースばかりが発表されるわけだけど、作業員が間違えたんであれば、東電に責任はないとでもいうのか。仮に、ホントに度重なるトラブルの原因が、作業員のミスだとすれば、作業員がミスを重ねてしまうような東電の作業員の使い方に、根本的な問題があるのじゃないのか。さらにいうと、これだけボロクソの状態を招き、規制委にボロクソ言われてなおナニも手を打てない東電ってのは、つまり、そういう会社なのだ。
朝日の記事に、作業員が使い捨てだから士気が上がらない、というのがあった。健康上の理由によるわけだけど、1年間の被爆量が50mmを超えると、現場での作業に従事できなくなる。なので作業に熟練した人はどんどん外され、ずぶの素人がどんどん現場に投入される。外された人は、東電の正規の社員なら配置が換わるだけだろうけど、下請け孫受けの現場作業員なんか、ぶっちゃけクビだ。また、そういう土建屋体制で新しい人をかき集めても、事前にトレーニングなんかするわけがない。だからもしかしたらフクイチの現場では、そこらのビル建設現場より低いモチベーションと、ひどいスキルの作業員たちが働いているのかもしれない。怖い話だなあ
