今日朝9時の線量は0.043μSv/h。そしてこの24時間は40〜43で推移していたようだ。17日のニュース。フクイチの、シルトフェンスの内側ではなく外洋に直接つながった排水溝で16日に採取した水から、ストロンチウム90などのβ線を出す放射性物質が1リットル当たり最大2300Bq検出された。その翌日、17日午前中に排水溝から採取した水からは、34000Bqのβ線が検出された。前のがサンケイだが続報がなく、後ろが朝日で、なぜか同じネタの記事が見当たらない。なのでそれが同じ排出溝なのかどうかがわからないけれど、朝日によると「東電によると、検出したのは17日午前に採取した水で、前日から10倍ほどに上昇」とあるから同一場所なのかもしれない。サンケイは「政府・東電は海水で希釈されるため環境への影響はないとしている」なんて気楽なこと書いてるし、朝日の記事はBqの/の後ろがないので、たぶん記者がよくわかってないんだろう。このあたり、単にそれぞれ新聞社の穴があるだけなのか、それともなんか各紙誌の記事を相対的にコントロールしている、ある種の意思でも働いているのか。
一方、観測用井戸のほうからは、17日に採取した水から16日の6500倍以上という400000Bq/lのβ線(ストロンチウム90など)、さらに日テレは報じていないがトリチウムは前日比3倍の790000Bq/l検出された。この、急激な放射性物質の増加を、東電や政府は「台風による降雨の影響」だとゆってるわけだが、線量をアンダーコントロールだっちゅーなら、雨くらい止ませてみろよ。