今日朝9時の線量は0.041μSv/h。そしてこの24時間は40〜41で推移していたようだ。一週間ほど前に書いたように、東電はやはり黒字に転換した。経常黒字1100億円超である。記事には、夏の猛暑で電力販売量が増加、電気料金の値上げによる売上増加、発電所や送電設備などの修繕を先送りすることでコストを大幅に削減がその理由だと書いてある。つまり、電気料金の大幅なアップが策にもなっていないのは言うに及ばず、猛暑にもかかわらず電力不足が起きなかったことで、実は原発が不要であることを露呈(まあこんなのはずっとずっと前からわかっていたことだけど)させたし、発電所や送電設備などの修繕を先送りってのは、つまりフクイチ(ずっとそう書いてるので便宜的に書き続けているけど、つまり1Fのことね)の廃炉処理や賠償などを先送りにしているってことであり、避難した人々の暮らしや高濃度の核汚染水が海へ漏洩するなど、大きな問題との引き替えにカネを浮かせたということだ。で、東電を破綻処理しなかったときから、こんなことになるのはわかってたんである。だって会社なんだもん。
東電は、コスト削減によって通期でも経常黒字を確保したいとしているそうな。会社なんだもん当たり前である。だから廃炉問題にしろ汚染水問題にしろ、それが技術的に可能なことでも、経済的に負担がでかければ、東電はやろうとしないだろう。だって会社なんだもん。